不動産を買い取ってもらうとは
当社でお客様から直接、不動産を買い取らせていただく場合は、買取のプロとして、いくつかのステップを通して価値の提示、ご契約と進んでいきます。
1.市場調査:まず、買取市場の現状や需要を調査します。買取市場において、どの位の不動産流通があるのか、どの物件タイプが人気かを把握することが買い取り価格判断に重要です。
1-2.権利関係の確認:地境の確定、接道状況と道路の種類、近隣状況等を調査します。
2.価格設定:買取価格を設定するために、物件の価値を評価します。また、売却不動産として不足なインフラや法的欠陥はないか、物件の状態や場所、市場の動向などを考慮します。
3.マーケティング戦略:物件を買い取ったあと、その不動産の最適利用のために事前にマーケティング戦略を立てます。その為の費用が算出されます。
4.購入手続き:買い取りの手続きを進めるために、権利関係の確認、必要な書類のチェックや準備。契約条件の提示、協議、交渉、確認を行います。
5.フォローアップ:買取が完了した後も、買取不動産の隠れた瑕疵や売却時に契約不適合となるような問題が無いかをチェックし、売却顧客をサポートすることが大切です。なにか問題が発生した場合は迅速に対応します。
これらのステップを踏むことで、お客様の不動産のコンサルティングをすることができ、売却不動産の価値について、お客様に安心と納得がいただけるようになります。
買い取った不動産は
1.買取時に検討したマーケティング戦略に則って、不動産の整備を行います。
2.購入時に未解決だった権利関係の解決や再度不動産の状況調査をし、最適利用を確定し、売却価格を決めます。
3.不動産流通市場で販売します。
買取による売却のメリット・デメリット
お客様にとって、不動産の買取による売却にはお客様にとって、いくつかのメリットとデメリットがあります。
ここでは、それぞれを簡単にご紹介します。
メリット
1.迅速な現金化:売却手続きが早く進むため、急いで現金が必要な場合に便利です。
2.簡単な手続き:一般的な売却と比較して手続きが簡単で、不動産業者が多くの手続きを代行してくれます。
3.責任の回避:契約不適合責任の回避ができます。つまり売却不動産に問題が有ったとしても責任は問われません。
4.確実な売却:市場の状況や買主の希望に左右されず、確実に売却できます。
デメリット
1.価格が低め:一般的な市場価格よりも低い価格での売却になってしまう。
2.選択肢が少ない:買い取り業者の条件提示で判断せざるを得ないため、交渉の余地が少ない。
3.地域や物件の制限:特定の地域や物件に限定されてしまう場合も有るので、全ての不動産が買取の対象とは限りません。
不動産の買取での売却を考える際には、自分の状況や目的に応じて、これらのメリットとデメリットを考慮することがとても重要です。
買取により不動産の売却は、単にいくらで買い取るということではなく、なぜ買い取り価格がこの金額になったのか、そして当社がその不動産を再販するまでどの様な工程を通って流通されるかを説明することで、買い取り価格にご納得をいただき買い取らせていただきます。
単に不動産の仲介売却をする工程よりもはるかに多くの工程をとおって、そして短期間でお客様の不動産を現金化させていただきます。